WEBGL の表現が簡単にできる?model-viewerとは

2025.12.02

「WebGL を使って 3D モデルを表示したいけれど、Three.js のコードを書くのは難しそう…」
そんな悩みを解決してくれるのが model-viewer(モデルビューア) です。

1.model-viewer とは?

model-viewer は、Google が開発・公開している Web Components ベースの 3D / AR モデル表示用ライブラリ です。
内部的には WebGL を利用していますが、開発者は WebGL や Three.js のような低レベル API を直接扱う必要はありません。

<model-viewer> というカスタム HTML タグを使用することで、数行のマークアップだけで 3D モデルをブラウザ上に描画できます。
これにより、従来は専門知識が必要だった 3D 表示を、フロントエンド開発の延長線上で導入することが可能になります。


2.model-viewer のメリット

2-1.EC サイトと相性が良い

ユーザーは商品の見本を 3D で確認でき、実際に手に取るような感覚で細部までチェックできます。
静止画像だけでは伝わりにくい 立体構造・厚み・質感 を直感的に理解できるため、、購入前の不安を軽減し、コンバージョン率の向上にもつながります。

2-2.コードが圧倒的に簡単

Three.js のようにシーン作成、ライト設定、カメラ設定…といった工程が不要。
HTML タグを置くだけで 3D モデルが表示できます。

<script type="module" src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/@google/model-viewer/dist/model-viewer.min.js"></script>
<model-viewer src="model.glb" auto-rotate camera-controls></model-viewer>

これだけで 3D 表示が完成。


2-3.スマホ対応・AR対応が標準機能

model-viewer には、モバイル向けの操作性が最初から組み込まれています。

  • Pinch(ピンチ)で拡大縮小
  • スワイプでモデルを回す
  • Android・iOS の AR 表示にも対応
    といった機能が最初から備わっています。

2-4.読み込めるフォーマットがわかりやすい

model-viewer が主に対応しているフォーマットは以下の 2 種類です。

  • gltf (.gltf)
  • glb (.glb)

Web標準となっているフォーマットなので、安定性と互換性も高いです。


3.model-viewer と Three.js の違い

項目model-viewerThree.js
実装難易度とても簡単(HTMLだけ)高い(JSで1から構築)
カスタマイズ性標準機能内での調整に限られる完全カスタマイズ可能
表現力手軽だが自由度は低め高度な3D表現・アニメーション可
向いている用途3D商品表示・簡易ビュー3D演出・パーティクル・ゲームなど

4.どんな人に向いている?

  • コーディング初心者で3Dを触ってみたい人
  • ECサイトで3D商品を掲載したい人
  • Webサイトに軽く3Dを追加したい人
  • AR を簡単に導入したい人

より複雑なパーティクル・流体・シェーダーなどの高度な表現や制御をしたい場合は Three.js が必要です。


まとめ

model-viewer は「WebGL 表現を圧倒的に簡素化したツール」 で、
複雑なJavaScriptを書かずに 3D・AR をサイトに導入したい場合に最適です。

Three.js のような高度な表現力はありませんが、
シンプルさと手軽さでは現状トップクラスの選択肢です。

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